

日本の食料自給率は、カロリーベースで39%、食料の6割を輸入に頼っている状況です。唯一自給率100%を保っているのが、わたしたちの主食「お米」です。しかし食生活の多様化により、お米の消費量は減少の一途をたどっています。この50年で日本人1人あたりが1年に食べるお米の量は半減しました。(1962年118.3kgが2009年は58.5kgまで減っています。農林水産省「食料需給表」より)
国の減反政策や、生産者の高齢化・後継者不足に伴い、全国で休耕田が増えています。ところが水田は一度水を抜いてしまうと、稲作を再開することは非常に難しいのです。

水田は、多くの種類の生きものが生息し、日本の里山の自然環境を維持する大切な役割を担っています。加えて、大凶作や食料輸入の突然の停止など想定外の事態に備えるためにも、「水田を維持していく」のは大変重要なことです。
わたしたちにできること、としてコープでは、2009年度からは国内産の家畜に与える飼料用米づくりにも取り組んでいます。さらに2011年度より日本のごはん食のよさを見直す「おいしいごはんプロジェクト」を開始しました。
日本の農業を応援し、ごはんを真ん中にしたバランスの良い食生活を見直してみませんか。2011年度コープでは、お米やご飯のことをもっとよく知ったり、指定産地米の生産者の皆さんとの交流を深める取り組みとして
などを進め、たくさんの組合員の皆さんに楽しみながら参加していただいています。

ひとめぼれチャレンジに参加した子どもたち

北海道ななつぼしの産地にて
組合員とJAピンネ生産者のみなさん
コープは「産地が明らかなおいしいお米」にこだわり、組合員と生産者の交流や学習会などを重ね、産地との信頼を築き続けています。
生産者の皆さんが大切に育てた、栽培方法や農薬の使用回数などが明らかなお米です。
昔の日本の農家は、畜産と稲作をいっしょに営んでいました。今ではこの姿も消えつつありますが、この自然ともいえる姿に近づけようというのがコープの取り組みです。
茶美豚やはぐくみ鶏に飼料用米を与える取り組みを実践することで、よりよい循環が生まれることを願っています。2011年度の飼料用米の作付け面積は198ヘクタールとなりました。
飼料用米とは家畜用飼料として与える米のことです。ここ数年で、飼料用米の専用品種、タンパク質含有率が高くデンプン質の多いお米が開発されています。コープでは、日本の田んぼを守るためと自給率向上のために、飼料用米の取り組みを積極的に行っています。飼料用米の給餌はコープの「食と食料」政策をカタチに表した取り組みのひとつです。
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